高校ハイブリッドインターナショナルコースでは、週に１回金曜日に工学院大学新宿キャンパスで授業を行っています。新宿では英語による哲学や数学の授業、工学院大学孔子学院の先生による中国語の授業のほか、高大連携プログラムやゲスト講師による授業も行われています。
今回は工学院大学情報学部システム数理学科 三木良雄先生より「ビッグデータ、人工知能、IoTの紹介」についてお話いただきました。
「台風にコロッケ」SNSで話題となった商品が爆発的、継続的に売れる例や、データに基づくディズニーランドのアトラクション増加計画、AI掃除機はデータの蓄積によりごみがたまり易い所を集中的に掃除する、AIの将棋、囲碁対戦はもう行われない（コンピュータには勝てないことは明白）、農家でもITが重要（トマト栽培を例に）など身近な話題からはじまり、これからの社会では理系、文系などと分けていては世界で生き残ってはいけない。どちらの知識も必要である。またITによるデータ蓄積や分析は、理系、文系どちらにも不可欠である、といった貴重なお話を聞くことができました。
探究論文でAI関連をテーマにする生徒もおり、八王子２号館５階に研究室がおありになるということで、これからも交流させていただくことになりました。
