11月23日に、六本木の東京ミッドタウンで、慶應議塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアウムの主催の「FAB 3D CONTEST 2018」の最終審査および受賞式が行われました。本校からは、中学3年生の清水大輔君と星野圭祐君が参加しました。
このコンテストは、3Dプリンターを使って創造的な作品を作るもので、2人はその中の中高生部門であるカテゴリー3(FAB甲子園)で、すでに清水君が優秀賞、星野君が特別賞を受賞しており、この日は最優秀賞の選考(カテゴリー別の優勝者の中から選ぶ)と授賞式が行われました。
まずは各カテゴリー別に、審査委員長の先生方から、講評が行われました。
カテゴリー3審査委員長、SFCの藤井信也先生によるカテゴリー3の趣旨と講評です。カテゴリー3は、藤井井先生を含め3人の先生方によって審査が行われました。
優秀賞を受賞した清水君の楽器「リボーン」は、身近な楽器であるリコーダーからヒントを得たもので、その完成度や試行錯誤の過程はどの先生方からも高い評価を得ました。
飛行機の操縦かんのようなものを操作し、不思議な音を奏でる星野君の楽器「サスペンザー」は、自動車部の部員でもある星野君が、自動車のサスペンションにヒントを得たもので、その独創性とシンセサイザーのような音が審査員の方から絶賛されました。
続いて優秀賞の清水君による、プレゼンが行われました。たくさんの人の前で、堂々と自分の作品を紹介し、またこの3Dプリンターを使ってものを作ることの意義についても言及し、審査員の先生方をびっくりさせていました。
休憩を挟んで、最優秀賞の発表と、授賞式が行われました。残念ながら最優秀賞は逃してしまいましたが、素晴らしい作品と発表でした。
表彰状を受け取る清水君。
星野君は表彰に続いて、自分の作品についての紹介を行いました。
表彰式終了後の懇親会では、審査員の先生方や協賛のメーカーの方々、受賞者の皆さんと交流しました。二人とも積極的に交流していて、貴重な時間になりました。
今回のコンテストに向けて、二人とも試行錯誤を繰り返しながら、本当に楽しそうに作品を作っていました。これからも、様々なアイデアを形にする取り組みを支援していきたいと思います。
清水君、星野君、本当におめでとう!