2021年2月26日(金) 中学校 第1回映像祭 ~Kogakuin JHS Project Award~を実施しました。元々この日は、約16年間実施してきた合唱コンクールを予定していましたが、緊急事態宣言下での実施を見送り、グループや個人で作成した動画の発表会に切り替えました。
中学1年生は秋から取り組んできた「八王子プロジェクト」で8つの企業を取材し、ふるさと納税のPR動画をグループで制作し、各企業ごとに代表作品を1つ選出。
中学2年生は「将来希望する職業の社会貢献をテーマに、SDGs目標を考える」をテーマの動画を、個人で制作し、各クラスで1つ選出。
中学3年生もSDGsに関連する動画を、グループで制作し、各クラスで1つ選出。
これらのノミネート作品についてプレゼンと制作した動画の発表を、各教室と各ご家庭にYouTubeを活用してライブ配信を行いました。
また、生徒・保護者・教職員による審査も行い、総合得点で最も優秀な作品に「映像祭大賞」を、審査項目の3つのカテゴリーでそれぞれ優秀な作品に「クリエイティビティ賞」「貢献賞」「作品賞」を選出しました。
審査結果は次の通りです。
1年生の受賞作品のうち、㈱ナラハラオートテクニカルのPR動画では、世界トップクラスの精巧な技術の紹介やインタビューの編集の分かりやすさが好評でした。
1年生のもう1つの受賞作品の、磯沼ミルクファームでのPR動画でもインタビューの編集の分かりやすさが好評で、都市型の牧場ならではの取り組みや環境に配慮した商品開発の紹介がよく伝わる内容でした。
2年生の受賞作品では、SDGs No.4に関連してPanasonicが取り組まれている内容をシンプルかつインパクトのある編集が好評で、すべてのカテゴリーで学年最高の評価となりました。
3年生の受賞作品では、SDGs No.5「ジェンダー平等を実現しよう」に関連して、身近な学校生活の風景からジェンダー平等を考えることに挑戦した映像でした。生徒たちもこの作品に見入り、1,2年生からはさすが3年生の作品は編集も内容も素晴らしいと大好評でした。
今回は、動画作品の発表ということもあり、より安定的に配信が可能なYouTubeを活用しましたが、この方法でのライブ配信は本校として初めての試みでした。
それにも関わらず、司会・進行を担当してくれた生徒会本部役員や発表者も臨機応変に対応でき、大きなトラブルなく進めることもできました。
生徒たちの感想には、他学年の作品をみて刺激になった、先輩から編集技術を学びたい、第2回もぜひやりたいという声も多く寄せられました。
ご覧いただいた保護者の皆さまからも同様なご感想をたくさんいただきました。審査にご協力いただき、誠にありがとうございました。
第2回映像祭実施に向けて準備していきたいと思います。