12月10日(木)に伝統工芸の一つである「多摩織」を扱う工場である、澤井織物工場に見学に行きました。
澤井織物工場前での一枚
多摩織には5種類あり、現在多摩織として認定されているのは「紬織」「お召織(めしおり)」「風通織(ふうつうおり)」「変わり綴織(つづれおり)」」「綟(もじ)り織」の5種類で、生徒たちは実際にそれらの織物を見せていただきながら、話を聞かせていただきました。
今回、話を聞かせてくださったのは、伝統工芸士の澤井伸さん。Googleとの連携やNYのMOMA美術館の通販に商品を提供したり、ミャンマーの工場に技術を提携したりと、伝統を受け継ぎながら新しいことへとチャレンジするお話に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。質問の時間になると、事前に用意しておいた質問だけではなく、次々に質問が出てきて、生徒たちの関心の高さが伺えました。
お話を聞きながらしっかりとメモを取ります!
お話の後には、実際に機械織や手織りの機械を見学させていただいたり、実際機織りを体験させていただいたりしました。
「世の中は、なにかやっていると、それが何かのヒントになる。」は、澤井さんからのメッセージです。 新しいチャレンジも、そこから生まれてくる人との繋がりも、好奇心を持ってなんでも挑戦していくことから生まれるということを、澤井さんの挑戦から教えていただきました。「商品を作る時に一番大切にしていることはなんですか?」という生徒からの質問に対する澤井さんからのお答えは、「完成度」でした。さて、生徒たちが作る動画の「完成度」はどうでしょうか。これから動画作成に取り組みます!