2021年4月28日(水)に中学1年生のオリエンテーションを実施しました。
当初は本校の伝統行事である高尾山での強歩大会を予定していましたが、この状況の中で校外での活動を自粛し、校内でのオリエンテーションに変更をしました。
今回は、この1カ月で築いたクラスの団結力を発揮し、クラスの枠を超えた親睦を深めつつ、思考力・判断力・表現力を磨くイベントを企画しました。
1つめのイベントは、クラスでチームになっての人間立体間違い探しです。
まずは教室で作戦を練り、練習をしました。生徒たちから次々とアイデアが出て、リーダーがまとめていきます。
体育館の舞台での本番です。8つの間違いを見つけられるかな?
B組 Before
B組 After
D組 Before
D組 After
A組 Before
A組 After
C組 Before
C組 After
服装やポーズ、持ち物を変えたり、誰かがいなくなったり、面白いアイデアがたくさん盛り込まれていました。写真で見ると簡単ですが、実際は約30秒間で記憶したことを頼りに見つけていきますので、なかなか難しいです。
気づいた間違いを審査員の先生に報告し、クラスごとに何個の間違いに気づいたかを競いました。
優勝はA組!24個中、19個の間違いに正解しました。
2つめのイベントは、「コロナ禍で挑戦している方々に送りたいもの」をレゴで表現してプレゼンをするという企画です。これはくじ引きによりクラスの枠を超えたチームで行いました。ほぼ初対面のメンバーでどこまでできるか、少し心配はしましたが。。。
始まって数分でどこもしっかり良いチームになっていました。
何を表現したのかをプレゼンせよという指示を出しましたが、時間の関係でPowerPointを使ってということまでは想定していませんでした。しかし、作品のコンセプトが決まるとレゴの制作と同時にPCを開いてスライドを作り始める班も多く、1カ月足らずで、すっかりICTを自然に活用する工学院生になっていたことにたいへん感心しました。
くじ引きでの班を決めてから、たったの1時間弱で役割分担、レゴの制作、プレゼンの準備を行い、大教室で21チームがプレゼンを行いました。
病院やベッド、車、家など感染対策に役立つアイデアや、癒しの空間を表現したり、感謝を文字で表したりなど、クラスの枠を超えたメンバーでしかも短時間で準備したことを感じさせない素晴らしいプレゼンばかりでした。
おそらく、このコロナ禍の中で何かに貢献したいという意識を常に持っている生徒たちなのではないかと改めて感じました。
今後の活躍に期待です!