今日は、いよいよ Salisbury East校の先生方からレクチャーを受ける、そしてSalisbury East校の高校生たちと過ごす最後の日。
登校後、バスで市内へ向かいました。
Adelaide Oval(アデレード・オーバル)というスタジアム前で下車します。


Salisburyの生徒と工学院生が混合でグループを組み、先生から渡されたバインダーにはアデレード市内に関する質問が書かれたプリントが。




(回答を書き終えたものを撮影させてもらいました)
これを手に、協力しながら答えを探します。

まずは全員でスタジアム前から市街地まで徒歩で移動。
道中ではClark先生が、アデレード市内の歴史や建造物について詳しく説明してくださいました。




その中には、プリントの答えになるヒントも散りばめられており、生徒たちはときにバディと力を合わせて課題に取り組みます。
スタジアムを出て川を渡り、最初に訪れたのは Adelaide Railway Station(アデレード駅)。1920年代に建設され、現在も多くの人々に利用されているこの駅は、州の文化遺産にも指定されています。


重厚で趣のある駅舎に、思わずシャッターを切る生徒もいました。


(駅の外観です。外から見ても壮観ですね。)
次に向かったのは Parliament of South Australia(南オーストラリア州議会)。
コリント式の繊細な装飾が施された柱の前で説明を聞きます。

建物の上には、オーストラリア国旗、南オーストラリア州旗、アボリジニ旗、そしてアボリジニ及びトレス海峡諸島民の旗が掲げられ、アデレードの街を見守っていました。



(南オーストラリア州議会を後にして移動します。)

(移動中に見かける像が何故設置されたのか説明を受けます。なんて豪華な授業!)



その後は、初日にも訪れた South Australian Museum(南オーストラリア博物館)へ。

(これは入り口近くにああったエジプトの柱です)
陸・海・空の生物、入植の歴史、古代生物の化石など、多彩な展示を見学しました。




(氷の冷たさを触って実感できるコーナーです)

(古代のアボリジニの人々はこんな強そうな生き物と戦ってたんですね。)

初日の訪問では気づかなかった新しい発見や視点もあったようです。


博物館を後にし、Rundle Mallに移動したのち班ごとに自由行動へ。







(翻訳機能を使いながら頑張って会話の糸口を探します)
昼食をとるのも、街を散策するのもバディと一緒。
「バディと行動できるのはこれで最後」と思うと、どこか寂しさもあり、自然と会話が弾みます。
全員が集まったあとも、いつもよりバディに話しかける機会が増えていました。





(我々をいつも支えてくれた愉快で博識な添乗員さん・阪口さんと一緒に)
散策を終え、バスに乗り込み、学校へ戻りました。
(バスに乗る手前で、私たちに色々な知識を授けてくれたClark先生とお別れです。ありがとうございました!)
これでSalisbury East校での活動は本当に終了です。三週間、現地の高校生や先生方は工学院生を温かく迎え入れ、さまざまなことを教えてくれました。この経験は、私たちにとってかけがえのない宝物です。
Salisbury East校の皆さん、本当にありがとうございました!!
