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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【高大連携・情報科】「高大連携授業」の舞台裏にて(vol.1)

工学院大学と附属高校の連携授業プロジェクトが、また新たな輪郭を描き始めています。今日の授業内容についての教員間の打ち合わせでは、工学院大学の田中教授と本校の情報科の新海先生にICT教育アドバイザー安藤先生が加わり、話題はより一層広がりました。

まずは、工学院大学の田中久弥教授(情報学部 情報デザイン学科・大学院工学研究科 情報学専攻 生体情報処理研究室)が、ご自身が中心となって新宿キャンパスに整備した「DX実践ラボ」を紹介。高性能PCを備え、生成AIやデータサイエンスを実際に活用できる最先端のクリエイティブなラボから高大連携授業のイメージを膨らませます。

工学院大学 田中 久弥 教授

「DX実践ラボ」には”まずはデジタルクリエイター育成部の生徒たちを連れて行こう”というアイデアが持ち上がりました。「マシンの性能を体感するだけでも生徒にとっては強い刺激になる」「Minecraftなど普段の活動をあえて高スペックな環境で試みることで、新しい気づきが生まれるのでは」といった声が上がります。

さて、本日のメインテーマ、高大連携授業について。
附属高校ではどのような授業をしたらよいだろう…焦点になったのは「連携授業をリードする立場をどう設定するか」です。
田中教授は本校を卒業した大学生や卒業生を数名、リストアップしてくださいました。
その中には、新海先生のかつての教え子である卒業生の名前もあり、思わぬ再会の予感に笑顔を見せる場面も。

ICT教育アドバイザー 安藤 昇 先生

また、連携授業を担う中心が社会で活躍する既卒者であれば、高校3年生情報Ⅱの授業として新海先生が望んでいたのは、”現場でコードを書く人”ではなく、”情報の学びが社会や産業の中でどう活きるのかを広い視点から語れる人”。
そこで、大学での研究から就職、そして社会で活躍し、学びから実践までをつなぐストーリーを持つ情報系のコンサルで活躍する若手の卒業生に期待が寄せられました。

工学院大学が附属高校で連携授業をする背景には、工学院大学の「大学・高専機能強化支援事業」の採択をきっかけに高校との協働をより一層深めていきたいという思いが込められています。特に、情報教育の現場に外部の刺激を与え、大学院生や卒業生が授業に関わることで高校生に実践的な学びや進路のイメージを広げてもらう、という狙いもあります。

情報科主任 新海先生

こうしたやりとりから、中高・大学共に、授業や部活動と大学や社会での学びを一つの流れとして繋げる流れがまたひとつ形になってきました。高校生活の先に広がる「大学での学びと社会」をどう描き出すか──大学・中高それぞれの先生方の工夫が一歩一歩、着実に前進しています。
工学院大学は理工系の多様な学びを展開する中で、情報分野においても先進的な教育・研究を進めています。その強みを背景にした本校との協働は心強く、生徒たちの学びをさらに豊かに育んでいます。(広報室)

参考:工学院大学 DX実践ラボ

www.ns.kogakuin.ac.jp