3月12日、高校1年生のサイエンスコースの生徒達は、工学院大学新宿校舎において「医療講演会」に参加しました。
米永一理先生は、JR東京総合病院 総合診療科 医長であると同時に、東京大学医学部で講師もされております。
米永先生は「お医者さん」でもあり、さらに「歯医者さん」でもあります。
ダブルライセンスをお持ちの先生は、日本でも100名程度だそうです。
生徒達は、みんな米永先生のお話に引き込まれていました。おもしろおかしく、そして時にはビシッと「今は勉強する時期だ」とおっしゃっていました。
医学部に入るには「1万時間勉強しなければならないんだよ」と、先生。医学部志望の生徒にとっては、具体的に時間を言われてハッとしていたようでした。
勉強だけでなく、日頃の心の持ちようについてもお話しして下さいました。
「まじめにやっている人は、必ず成功する」と力強いアドバイスが。「結果は必ずついてくる」「人をけなしたりするのは時間の無駄。雰囲気を良くすることが、とても大事で、それは自分でも、まわりに配慮することが大切。ぺちゃぺちゃ周りを気にせず話すことなど、よく考えよう」と、印象に強く残るお話しも頂きました。
みんな、必死にメモをとっていました。「社会にでたら、コミュニケーション能力も大事だよ」と、米永先生。
講演が終わったあとも、質問する生徒が後をたちません。
先生にアドバイスを頂きたくて、みんなが集まってきています。
先生のお話が、1つ1つ心に染みていきます。
お医者さんである米永先生は、「人はいつかは死ぬんだよ、誰しも。だったら、今、何をやらなければならないのか、よく考えて。」と結んで下さいました。
中学生や他コースの生徒、保護者の方も、多数ご参加頂き、ありがとうございました。今回の米永先生の講演を聞いて、自分でよく「考えて」、前に進んでいってくれることを期待します。