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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

八王子「市長と語る」に招待されました。

高校1年生の有志で編成し「防災」に関するPR活動を続けている「ちーむべりぃぐっど!」のメンバー3名(6組齊木君、8組篠崎君、飛川君)が、6月1日(土)「元八王子市民センター」にて開催された「市長と語る」のプログラムに招待されました。

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準備は万端のようです。

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「市長と語る」今年のテーマは「みんなで支え合い、安心して暮らせる地域をつくるために」です。最初に「2020年東京オリンピック」にむけての八王子市の取り組みや、「町会・自治会の活動活性化の推進に関する条例」が制定されたことなどの説明があり、いよいよ石森孝志市長のご登壇です。八王子市の活性化に向けて、今どのような施策が進められているかをわかりやすくお話いただきました。

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その後、計7名の市民が市長に向けて提言する時間となりました。「自然災害への対策強化」や「こども食堂の活動援助」「地域の野良猫に対する活動報告や支援」を求める声が次々と話されました。そして、5番目。「ちーむべりぃぐっど!」を代表して話すのは、8組の飛川優君です。

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飛川君は、本校中学2年次の「プロジェクト・ツアー」で東北の震災跡地を回り、そこから防災意識に目覚め活動を始めたことや、現在女川の復興活動に参加したり、市内の出身小学校で「防災シミュレーションゲーム」等を実践しながら「防災の大切さ」を小学生に伝える活動を行ったりしていることを、具体的にわかりやすく説明しました。これには石森市長も、時折大きくうなずきながら、熱心に耳を傾けて下さいました。

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「防災についての話を純粋に聴いてくれて、それを家族や周りの人に広めてくれるのは、実は小学生である」という考えのもと、現在は「YouTube」で、「防災はかせ」が面白おかしく?でもわかりやすく、防災の大切さを子どもたち向けに発信していることも伝え、市長には、こうした活動をより多くの小学校や団体にむけて進められる環境を作っていただきたいとお願いしました。

 提言後は会場から自然と大きな拍手が沸き起こりました。7名の発言者の中で、こうした拍手をいただけたのは飛川君だけでした。f:id:kgi-hidenori:20190602103937j:plain

石森市長からは「堂々としていて、非常にわかりやすく、すばらしい提言でした」というお褒めの言葉をいただき、現在の八王子市が行っている防災活動の取り組みを説明するとともに、今後の「べりぃぐっど」の活動をバックアップすることを約束して下さいました。

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終了後、会場で発言された方々や、公聴されていた参加者の方々が次々と3人のもとに集まり、名刺交換をしながら「ぜひ自分達の地域でも、子どもやお年寄りに話してもらいたい」等の依頼を受けており、会場内の反響の大きさを改めて実感しました。取材に来られた「J:COM」のスタッフさんからも「単独インタビュー」を依頼され、ここでも彼らは堂々と答えていました。f:id:kgi-hidenori:20190602105119j:plain

自分達の活動を、より多くの人々に広め、防災の大切さを理解してもらいたいという熱意が多くの人に伝わり、大成功の日になりましたね。これからの活躍にも期待しています。

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