12月15日(金)に、成和ネクタイ研究所へ再び訪問しました。今回は緊急事態宣言発令下のなかでの訪問だったため、奥田染工場と同様、生徒は教室で待機し、教員が現場で撮影を行うという、オンラインでの実施となりました。
まず、ネクタイの作り方に関するDVDを視聴し、その後、作業場内を見学させていただきました。普段何気なく身に着けているネクタイの作り方に触れることで、ネクタイを見る目が変わりました。一つのネクタイに対してとても多くの作業があり、また一つ一つの作業で大変な手間がかかっていることがわかりました。生徒のネクタイも製作工程は同じということでしたので、生徒の皆さんにはぜひネクタイを含めた自分自身の制服を大切にしてほしいと思いました。
作業場内の様子
機械・工程について一つ一つ丁寧に説明していただきました。
成和ネクタイ研究所で制作されているネクタイは使用されている絹糸の量が通常のものと異なっているという点が大きな特徴ですが、触り心地が通常のネクタイと全く異なります。また、新型コロナウイルスを受けてシルクマスクを開発し、こちらもネクタイとともに八王子市のふるさと納税返礼品に入れています。こうした工夫を凝らしていくことで会社を維持していくことができていることがわかりました。生徒たちも新型コロナウイルスに対する企業の取り組みに興味を持っていたようで、インタビューでは事業内容や仕事をするうえでの苦労だけではなく、現在のコロナ禍のなかで行っていることについてよく聞いていました。今後のPR動画作成の際に、訪問・インタビューを通して感じたことをぜひ反映させてほしいと思っています。
インタビューの様子
成和ネクタイ研究所からと教室からの様子
こうしてみると不思議な光景ですね。
色の種類はなんと約400種類!
細かい色分けがあって驚きました。
成和ネクタイ研究所には二度も訪問させていただきました。特に二度目は緊急事態宣言下のなかで取材に協力していただきました。改めて感謝申し上げます。