4日目の午前中は、カバシャムワイルドパークへ向かいました。
昨日とは違い、この時期のオーストラリアらしい初夏の気候です
カバシャムワイルドパークでは、コアラ・カンガルー・ウォンバットなどのオーストラリアを代表する固有種と触れ合い、200種類以上の動物たちにも出会うことができました。
動物たちとの写真撮影にどの生徒も大興奮でした!
オーストラリアの生態系を学ぶとともに、今回のテーマである「水」に関して、動物たちの「水」の利用はどうしているのか質問しているグループもいました。
午後はカーティン大学の大学生リーダーとともに、各グループの「問い」の解決に向けてフィールドワークを行いました。
顔合わせは、お互いに緊張している様子が伝わってきました。一緒に昼食をとって、いよいよ活動スタートです。
事前学習で準備をした質問事項や調査アンケートをもとに地元の人へ街頭インタビューを行っていきます。
あるグループはオーストラリアの水に関する歴史を知るために、西オーストラリア州立博物館へ赴き調査を進めていました。
インタビューをする人数の目標は100人!
一人あたり10~15人への街頭インタビューでは本物のインタビュアーさながらでした。
昨夜、21時まで使用できるバンケットルームにおいて、ギリギリまで今日の打ち合わせをしていたグループもありました。ホテルへ帰ってきてから「事前学習どおりにいかなかった」と悔しさをにじませていました。
人と人とのつながりやコミュニケーションを取ることの難しさを感じつつも、うまくいったときの喜びは大きかったようです。出発時の不安そうな顔から一変、自信に満ちた顔つきで帰ってきました。
夕食後、グループごとに今日の調査結果をまとめ、明日の発表へ向けて準備を進めていきました。
発表は全て英語で行います。今日のインタビューに同行してくれた大学生リーダーたちやGOLD社の方々に聞いていただきます。
インタビューの音声をスマートフォンで録音して、回答をまとめている班もありました。
最終時刻の21時まで発表準備を進めていました。
明日はいよいよ活動最終日。
午前中はカーティン大学の学生や教授とともにオーストラリアの「水」について考えながら、水上プラットフォームづくりを行います。そして午後にはこれまでの活動のまとめとなる発表会が控えています。
ある生徒が「一日が長く感じる」と話してくれました。きっと充実した一日だったのだと思います。
明日の発表会へ向けての準備はまだまだ続きそうです……みんな頑張れ!