こんにちは、広報室です。
本日は、高等学校の学校説明会を開催いたしました。たくさんの受験生・保護者のご来校をありがとうございました。
今回は2名の高校2年生が「探究学習」の内容について、「スーパーサイエンスクラス」について受験生の皆さまにご紹介申し上げました。
スーパーサイエンスクラスは、高校2年生から選択できる「理系の選抜クラス」となります。こちらにK.A.さんの「スーパーサイエンスクラス」に関するプレゼンテーションの一部をご紹介させていただきます。
プレゼンテーションはスライドを用いてご説明申し上げたもので、以下は、ほぼK.A.さんが学校説明会の壇上でお話したままの口語体となっております。
少々長くなりますが、スーパーサイエンスクラスにご興味ご関心のある方の進学のご参考になれば幸いです。
K.A.さん
「はじめまして。スーパーサイエンスクラスに所属しているK.A.と申します。
わたしが話すのは、スーパーサイエンスクラスの理化学研究所見学について、普段の授業とクラスについて、私のこのクラスに所属した動機やクラスの現状についてお話したいと思います。理化学研究所は6月に…(省略)
スーパーサイエンスクラスの授業については他の先進文理クラスと同じなのですが、数学は進むスピードが異なります。
テストの範囲もかなり異なります。数学だけはスーパーサイエンス内の評価で成績がつきます。授業は積極的に取り組む生徒が多いため授業の流れはスムーズで私語も少ないかと思います。周囲が集中して先生の話に耳を傾けているので、自分自身も集中できる環境だと思っています。
スーパーサイエンスクラスに所属している生徒は真面目でメリハリのある生徒、大学受験を意識している生徒、計画性がある生徒、学習習慣が身に着いている生徒が多いです。先生方からも課題の提出率が良いと褒められることがあります。普段の様子は、授業と授業の合間に、単語帳や参考書を開いて問題を解いている生徒が多く見られます。友達同士で問題を出し合ったりですとか、教え合ったり、隙間時間を有効に活用しているように思います。放課後のF1やK1講習(※1)を受講しているとか、自習室に通っている生徒も多いですし、予備校も多いです。そんな真面目な友達に囲まれているため、自分の勉強の士気も高まりました。
次に、私がこのスーパーサイエンスクラスに所属した動機と現状についてお話していきたいと思います。わたしは、中学3年生くらいから国公立大学に通いたいという思いを掲げていまして、そのことについて定期的に行われる二者面談で担任の先生に相談したところ、「スーパーサイエンスクラスは国公立や早慶GMARCHを目指す生徒には良い環境」だと勧められたのでこのクラスを希望しました。
入ってみると、ひとりひとりの当たり前のレベルが違うな、ということを強く実感いたしました。勉強がんばるぞ、英単語を毎日xx個覚えるぞ、という目標を掲げている生徒はこの学校はもともとたくさんいるのですが、スーパーサイエンスクラスの生徒たちは「当たり前の勉強の量」が違います。例えば、1日英単語を100個以上覚えるぞ、とか、大学の過去問を解いてみようかな、とか普段の生活の中でも勉強の意識の高いことが見受けられます。
わたしもその影響で、自分の勉強に対する思いが変わりまして、より具体的に進路について考えたり、目標の大学に向けて勉強の計画を立てていこう、など、目標が明確になりました。
わたし自身は毎日、自習室(※2)に通っていまして、4時間から5時間くらい勉強していますが、スーパーサイエンスクラスに所属する生徒は、たぶんみんなそのくらいの勉強時間は当たり前としています。(受験生の)皆さんがこれから高校に合格してよかったー、と安心すると思いますが、その後の大学受験があるという高い意識を持つにはすごくお勧めできるクラスだと思います。
いまの説明ですと、このクラスは勉強ばかりしてるのかな?遊んでないのではないか、と不安に思う方もいらっしゃると思うのですけれど、ぜんぜんそんなことはありません。休日に友達と遊びにいったりですとか、普段まじめな子も話してみるとすっごく面白かったり、新鮮な驚きを私自身は毎日実感していてとても楽しいクラスだと思っています。
受験生の皆さんもぜひスーパーサイエンスクラスを考えてみてください。ありがとうございました。」
※1 F1は放課後に行われる教員が開設する無料の講座です。K1は放課後に行われるプロ講師による有料講座です。
※2 自習室は放課後に行われる外部のプロコーチ陣によって管理・運営される本校の学習支援のひとつです。
スーパーサイエンスクラスについてはYouTube(2023年度)でもご紹介しています。