タイチームはグローバルプロジェクトでSDGsの17の目標のなかで、
「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」をテーマにしています。
今回は、新宿キャンパスで、公益財団法人Chance for Childrenから講師の方を迎え、
「日本の子どもたちの貧困問題と現状」について学びました。
貧困とは何か。世界には命を脅かすような絶対的貧困もある一方で、日本のような豊かな国でもみんなと同じような社会生活を送ることが困難な相対的貧困もあるとお話ししてくださいました。
日本の相対的貧困率は13.9%という現状をどう考えるか、生徒たちは意見を交わしました。
実際の活動として、個人や企業の寄付金をもとにしたスタディークーポン制度、子どもたちの夢を実現させるサポーター制度を事例をもとに分かりやすく説明していただきました。
生徒からは、「現代の社会で相対的貧困がなくなることはあるのですか」などの質問も出て、
生徒それぞれがいろいろな思いを持って学びを深めたようです。
自分たちの置かれている環境に感謝しつつ、
自分たちにできることは何なのか、幸せって何なのか、考えさせられる場面もありました。
次回は、問題を解決するための活動を学びにいきます。