こんにちは、広報室です。
本日5月17日(土)午前中に行われた中学校の「授業見学会」をレポートします。
あいにくの天候の中、たくさんの受験生・保護者の皆さまにご来校いただき、心より御礼申し上げます。
この見学会では、全クラスの授業を公開し、普段の授業の様子をそのままご覧いただきました。併せて学校説明会も開催し、校長・教頭・入試広報より、本校の教育理念や探究型学び、入試制度に関するご説明を行いました。
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説明会の冒頭、校長・中野より「今日の授業は、普段通りの“いつもの授業”です」との一言がありました。
実際にご覧いただいた教室では、講義形式のみならず、生徒同士が活発に意見を交わすグループ活動も多く見られました。



「教わるだけの授業ではなく、自分の考えを言葉にし、他者の意見を受け止めて、学びを深める。そういった姿勢を日常的に大切にしている」という校長メッセージからも、本校が重視する“対話的・協働的な学び”の実践が伝わったのでは、と思います。
教頭・田中からは、コース制度や進学実績、ICT環境などに加え、探究的な学びを中心に据えた教育方針についてご説明申し上げました。
英語はオールイングリッシュによる実践的な運用力を重視し、数学は先取り型で高校3年次に大学受験に集中できる設計に。また、インターナショナルクラスでは、Cambridge認定教材や英語イマージョン教育を通じ、海外大学進学にも対応したカリキュラムを展開しています。
「教科と探究を切り分けない」というポリシーのもと、すべての教科でプロジェクト型学習(PBL)を取り入れ、日常の授業の中で“問いを育てる力”を磨いています。



また、ICT教育においてはMicrosoft Showcase Schoolの認定を受け、一人一台端末の活用を日常化。文化祭準備や探究論文執筆を通じて、生徒たちは「使う力」を「創る力」へと昇華させています。
本校がキャンパスを構えるのは、工学院大学八王子キャンパス内。
大学の研究施設や教員との連携を生かし、実は本日の午後も中学では工学院大学の建築学部教授による減災教育に関する出張授業があります。



最後は、入試広報より2026年度入試の概要が案内されました。
4日間・全6回の入試に加え、特待制度や多様な科目選択制、さらには適性検査型入試・英語入試など、受験生の特性に応じた選択肢が用意されています。
なお、今後も学校説明会(6月・9月・10月)や自由研究教室(7月)など、多彩なイベントを予定しております。特に自由研究教室は例年即日満席となる人気企画。
どうぞ本校HPにて最新情報をご確認ください。
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ご来校くださった皆さま、誠にありがとうございました。
また、校内での「学びのリアル」に触れる機会でお会いできますことを、心より楽しみにしております。(広報室)