2018年2月28日水曜日1時間目は、中学校全学年参加の映像制作特別授業です。
特別ゲストスピーカーに佐藤敦紀先生をお迎えいたしました。佐藤先生は、『シン・ゴジラ』日本アカデミー賞最優秀編集賞受賞の特撮監督、映像編集者です。『予告編とはいったいナニか?』をテーマにご講演いただきました。
まず、映画の予告編を見ました。次は、映像の歴史について実際の映像を交えながらの解説です。生徒達にとっては、初の専門的なお話を伺う場となりました。編集という技術によって、映像が独自の表現手法を持ち発達を遂げたことを知りました。
人はなぜ予告編を面白そうに感じるのか?予告編は何が求められているのか?を考えました。
意図的に欠落させた映像部分を想像してもらうのが予告編であることを学びました。そこで再度先ほど見た予告編を見ると、違う印象となりました。知識を得て、考えの幅が広がりました。
最後は、アドビシステムズ株式会社の名久井様より、アドビ社と特別授業第2弾についてのお話です。来週、Adobe Premiere Proを使った映像制作特別授業を実施します。
今度は中学2年生の生徒達が、自らの映像の予告編を製作します。現在各グループが絵コンテを製作中ですが、本日の特別授業を受けて、欠落した部分を想像させる構成に練り直す必要がありそうです。
特別授業後に、インターナショナルクラスの英語の授業にお越しいただきました。Creative Cloudエバンジェリストの仲尾さんに熱心に質問しています。
佐藤敦紀先生、アドビシステムズの皆様、ありがとうございました。