高校2年生のGlobal Project & MoGがいよいよスタートします。コロナ禍で2年間実施できませんでしたので、3年ぶりとなります。
本校では「修学旅行」ではなく、SDGsの理解と解決を目指したプロジェクト型ツアーとして「Global Project」(以下GP)を実施しています。そしてインターナショナルコースは、世界各地で現地の課題解決に挑む起業家とコラボした実践型プロジェクト「MoG(=Mission on the Ground)」を行います。
今年のGPは「オーストラリア・パース」「沖縄」「熊本・鹿児島」「熱海」の4か所、MoGは「インドネシア・バリ島」で行います。
GPは高1の時からGPの委員会を組織し、取り組むSDGsや訪問先の選定も生徒自ら行い、実施に向けていろいろと学習してきました。
MoGはお世話になるvery50の方から、プロジェクトへの取り組み方やビジネスに対する事前トレーニングを受けながら、現地へ向かう準備を重ねてきました。
各コース(チーム)のプロジェクト内容は次の通りです。
■オーストラリア・パース【テーマ:水道】(12/11~12/17)
海水淡水化施設や現地の大学など、最先端の技術に触れ、豊かな水源の確保のための活動について学ぶ。日本とオーストラリアの水の違いについて、発信していく。
■沖縄【テーマ:海洋】(12/12~12/16)
資源の再利用や、外来種の捕獲などといった活動を通して沖縄の生態系保護について考え、体験して得たことを形にし、その手法などを発信する。
■熊本・鹿児島【テーマ:公害と復興】(12/11~12/15)
災害や公害といった日本の環境の歴史を学び、その被害からの復興のための手立てを模索する。最終目標として報告動画を作成し、少しでも多くの人に環境保全の大切さを伝えていく。
■熱海【テーマ:観光】(12/11~12/15)
コロナや災害によって困窮している観光地に赴き、課題解決のための手助けを行う。また、新たな観光地発見のためのPR情報を発信をする。
■MoG in インドネシア・バリ島(12/13~12/20)
バリ島におけるフェアトレード商品の売り上げ向上を目指し、起業家支援にはとどまらない問題発見・解決策の考案を実践。問題解決に向け、アイデアの資料化やプロトタイプの作成を行い、現地の人々からリアルなフィードバックを得る。
それぞれの取り組みはブログでご紹介する予定です。
投稿が遅れたり、投稿できないこともあるかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。