JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

ルーマニア Day6 ヤシ市長表敬訪問と日本文化披露

私たちが訪問しているParadis International Collegeの校長先生方とヤシのミハイ・チリカ市長を表敬訪問しました。

ヤシ市 市庁舎にて ミハイ市長と

ヤシというのは、ルーマニア第2の都市であり、Paradis International Collegeのある市です。先日、Paradis International Collegeのサービス活動を体験した私たちは、文化保全の取り組みに非常に感銘を受けました。そこで、私たちの学校のある東京都八王子市において、ルーマニアのヤシ市で実施しているParadis International Collegeのサービス活動の精神を取り入れ、文化保全活動をしようと考えました。

実際に私たちが訪問したヤシ市にあるタンザという村は、織物と陶芸の町です。八王子もかつて織物で有名な町でしたが、今はタンザ同様に織物をする人は少なくなってしまいました。文化保全のために、私たちも活動しようと考え、素案をParadis話したところ、市を繋げてはどうかとの提案になりました。そこで今回、ヤシ市のミハイ市長の表敬訪問に至りました。

ヤシ市 ダニエル・ジュラビレ副市長と

ダニエル副市長に、ルーマニア、ヤシにおける文化と歴史の尊重が、青年期の自己同一性の発見を促し、ルーマニアと日本による教育における国際協働促進になることを提案しました。ヤシ市タンサ村でのParadis International Collegeの文化保全への取り組みから私たちが学び、日本でも同様に織物産業の保全に取り組む計画に意気投合いただきました。

 

実は、今年の4月に八王子市の方から、本校高等学校一年生は日本遺産の八王子の認知度を高めたり、八王子の魅力を発信したり、歴史文化の保全活動についてお話しいただきました。この八王子市の日本遺産に関する考えとルーマニアでの実体験が私たちの中で共鳴し、今後の行動計画に繋がりました。

書道とソーラン節を披露

午後は、いよいよWinter Festivalの最後に、私たち日本から文化を披露します。生徒たちは、ソーラン節と習字を披露しました。踊りと共に、世界の平和を願い、半紙に『平和』と記しました。力強い踊りと書道で会場は非常に盛り上がりました。

ソーラン節を披露

多くの観客に囲まれて

最後はパーティーです。踊ったり歌ったり、仲間と最後の時を過ごしました。両国の生徒の交流がさらに今後も促進され、共同事業に繋がることを期待しております。

Festivalの夜