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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

International Youth Day 2020

昨日、International Youth Day 2020 に、中学校3年生 本島紗羅さんが参加いたしました。このオンラインイベントは、毎週本校とオンライン会議を実施しているインド東部ブバネーシュワルにあるラウンドスクエア校、Sai International Schoolが主催しました。Mental Healthをテーマに、パキスタンオマーンウガンダ、オーストラリア、タンザニア、ケニヤ、アラブ首長国連邦など世界各国から約300人の若者が参加し、活発に議論しました。

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心理学者の先生方による基調講演のあとは、バラザと呼ばれる小グループに分かれて、20人ほどで会議をしました。最初にゲームで緊張を解きほぐした後、家族関係、特に親との関係について話をしました。

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参加した本島さんの感想です。

今回は約20人でPrarentificationについて話し合いました。この会議の前からParentificationのことを知っていましたが、今回International Youth Dayに参加したことで、もっとParentificationを知り、ParentificationがどうやってMental Healthにつながるのかも知ることができました。この会議に参加する前は、Parentificationの問題は私から遠い問題だと感じましたが、この会議でParentificationについて話し、多くのインタビューを見て、ParentificationとMental Illnessの問題がもっと身近な問題に感じました。この身近に感じる問題の解決策をインドとシンガポールの学校の生徒と考えました。多くの国からの参加者がいたので、考え方などが異なると思っていましたが、Mental IllnessとParentificationは世界問題だったため、似ている意見が多く出て、みんなが納得できる解決策をたくさん考えることができました。会議の前に行われたIce Breakersもとても楽しかったです。Ice Breakersとして自己紹介と2Truths and a Lieをしました。そこで同じBarazza Groupの人たちと仲良くなれました。Ice Breakersがあったため、Barazza内ではとても話しやすい空気ができていてその後の会議がより楽しくなりました。

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7時間に及ぶイベントは、青年期の若者たちにとって、自立を考える機会になったことと思います。人間関係における問題は世界中の誰もが抱く問題であることを共有し、自らが考える解決策の提案が、世界共通の問題解決に寄与することを学びました。最後となりましたが、イベントを企画し、初対面の各国からの生徒を一つにまとめ、安心して意見を言える場を作ったバラザグループのリーダーたちに感謝いたします。f:id:kgi-nakagawa:20201116173320p:plain