9月10日(土)に中学校の学校説明会と思考力セミナー、体験学習を開催しました。
学校説明会は高校校舎1階大教室で開催。最初に平方邦行校長より、「予測不能な未来に挑戦する教育」と題し、大学入試をはじめとする教育界の改革の状況に触れながら、21世紀型教育の先進校として、解なき社会である21世紀に活躍できる若者を育成するために、本校が実践している教育についての話をさせていただきました。
続いて高橋一也中学教頭より、「PBL×PIL」「Learning by Making」「English」を軸に教育が展開していること、3Dプリンターやレゴブロック、廊下中にあるホワイトボードなどのおかげで生徒たちは常に創造性を高める活動をしていること、海外研修も豊富で英語で苦労しながらもインドネシアのゴミ問題を解決しようと取り組み成果を出した高校生がいるなど、より具体的な授業や行事、学校生活についてお話しし、最後に高橋勉入試広報部長より、次年度入試のポイントについてご説明いたしました。
そして並行して図書館で行われた「思考力セミナー」には多くの小学生の皆さんが参加され、「思考のプロセス」を体験していただきました。
今回の思考力セミナーのテーマは「2020年について考えよう!」でした。
前半の題材は「オリンピック」。1964年と2020年の東京オリンピックについて、競技場の写真や1964年の結果、新聞記事等を見て、イメージや考えを出し、それをグループでシェアしたあと、自分の言葉でまとめました。後半の題材は「自分」。生れてから今までを9つのキーワードで表現し、それをグループでシェア。その後、4年後(2020年)の自分像を作り上げ、4年後の自分になりきって自己紹介動画を撮影。それを互いに発表しあい、振り返りを行って終了となりました。
今回のセミナーの狙いは、「思考のツールを使いこなせるようになる」ということ。
①アイデアを出す
②グループでシェアする
③比較・分類をする
④優先順位を決める
⑤自分の意見をまとめる
⑥「思考のジャンプ」=クリエイティビティ=アウトプット
という思考のプロセスを体験していただきました。
思考力セミナーのほかにも多くの体験学習があり、それぞれに楽しんでいただけたようです。
英語イマージョンのクラスでは、英語を使いながらあったらいいと思うロボットについてグループで話し合い、それをレゴで実際に作ってみるという作業を楽しんでいました。
サッカー部体験入部
科学実験
天文、パソコン
説明会の会場から出たアトリウムでは吹奏楽部が待ち構え、ミニコンサートを開催。
8月のコンクールではBⅡ組で金賞を受賞し、代表選考会まで進出した吹奏楽部による演奏を3曲お楽しみいただきました。
暑い中多くの皆様にご来校いただきました。お忙しい中どうもありがとうございました。本校の教育活動について少しでもご理解いただけましたら幸いです。
質問などございましたらお気軽に入試広報部までお尋ねください。
なお、当日の様子につきましては「ホンマノオト」でも紹介していただいていますので、あわせてご覧ください。
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