コロナ禍、海外渡航が困難な現在、ラウンドスクエアに加盟する学校同士は、Virtual Exchangeと呼ぶ長期オンライン交流を実施しています。本校は、ルーマニア、タンザニアの生徒たちとオンラインで密な交流をしています。
タンザニア北東部の都市、アル―シャにあるSt.Constantine's International Schoolの生徒たちと本校中学生、高校生との交流は驚きの連続です。初めてオンランであった日、本校生徒は終礼後すぐ、タンザニアの生徒たちは授業中でした。タンザニアの生徒たちは教室内で、誰もマスクを着けていませんでした。写真があればよいのですが、緊急事態宣言下の日本との違いに強く衝撃を受け、写真を撮り忘れてしまいました。
ルーマニア北西部の都市、クルジュにあるTransylvania Collegeの生徒たちとの交流も順調に始まっています。ルーマニアはオンライン授業が続いていていますが、医療従事者の予防接種が終了し、教育関係者の予防接種が始まるとのことでした。初対面の日は、ルーマニアのルミニタ先生からパートナーを紹介され、お互いに少し緊張しながら生徒たちは連絡先を交換しました。交流手段、オンラインで会う日時などは、時差や学校暦を考慮しながらそれぞれのペアが話し合って決めています。生まれ育ち、故郷、家族紹介をし、互いの他己紹介を書いています。個人情報が多く、こちらに掲載することができないのが残念ですが、家族、自宅と近所探索など、非常に密で濃い交流をしています。先週、一緒に映画鑑賞をした生徒は、家族が一人増えたようだ、と感想を述べています。このように、生徒たちは社会や時代の変化を受け入れ、世界各地の同年代の仲間と共に成長しています。
