昨日、国際平和映像祭2021(UFPFF, United For Peace Film Festival)が開催され、高等学校3年生 インターナショナルコースの飛川優さんの監督作品「75年前の僕ら」が準グランプリを受賞しました。ファイナリストに選ばれた10作品が国際平和映像祭で上映され、その中から見事2位に輝きました。今回の映像祭は、過去最高の世界45か国から作品応募がありました。
飛川さんは、1年前から地元八王子市在住の20人以上の戦争経験者を取材し、その証言をまとめました。受賞に際して審査員のサヘル・ローズ氏から、体験を背負いながら生きていく人の苦悩、事実の継承を見事に表し、涙が止まらなかったとのコメントを頂戴しました。
飛川さんのコメントです。
いろいろな国の同世代の監督の作品を多数見ることができ、またその中でこのような賞をいただくことができ、感激しています。
今回製作した映像は「75年前の僕ら」というタイトルで、戦争体験者10名の方の証言をまとめたものです。
昨年の夏から、「体験した人たちが戦争に対してどういったことを考えていたのか」「何を感じていたのか」といった、感情の記録を残すことが、戦争を自分事として捉えるうえで重要ではないかと思い、これまで24人の方に取材をしてきました。
これからも、取材をつづけ、YouTubeなどで発信していけたらと思っています。
受賞作品はこちらのリンクからご覧になれます