ついに運用スタート!!
ポータブルトラッキングシステム「Rapsodo」を硬式野球部に導入しました。
※Rapsodoについてはこちらのホームページより
導入までの道のりを少し紹介させてください。
プレイングマネージャーをやっているMくんとの話からスタートします。
Mくんは練習の補助をはじめ、ipadでの撮影、ストライク率の計算、スコアの管理、スイングスピードや球速の測定など、チームのサポートをしています。最近では分析用のボールを準備して計測をしていました。
もっと自分の力でチームを強くさせられないか。ここからのスタートでした。
そんな時にRapsodoを知り、Rapsodo社の方やトラッキングシステムに精通している方、そして実際に使用している学校の指導者の方などにインタビューをして学び、Rapsodoの体験会もしていただきました。
「これがあれば!!」となり、導入に向けて動き出しました。
導入に向けてはいつも応援してくださっている方々にプレゼンをして協力していただこうという考えになり、準備をしていきました。
工学院らしく、「科学の力を使って勝利を掴む」というコンセプトのもと、先生方や硬式野球部の保護者、事務の方々、校長先生にもプレゼンの指導を受け、理事長先生をはじめ、学長先生、校友会会長とプレゼンを聞いていただきました。
プレゼンの結果、たくさんの方に支援をしていただき、導入することができました。Mくんの頑張りです!企画・立案・実行・反省とキャリア教育としても良い学びとなりました。
硬式野球部の顧問としても兼ねてから、感覚だけではなく、その感覚を数値にして「見える化」出来ないかと考えていました。数値をはじめとする分析結果が指導者との共通言語となり、上達を早めます。自分の立ち位置が分かる状態になり、目指す道が分かります。しいて言えば地図を持った状態で自分のスキルアップの冒険ができるといったところでしょうか。
そしてもう一つ。部活動の中で自分自身を高めて勝利を掴んでいく。その過程の中で様々な学びと経験を重ねていく。これが部活動の基本的な考え方だと思います。ですが自分自身ではなくチームをマネジメントして強くさせていくのも部活動のあり方として一つの考えだと思います。そのマネジメントの中にも学びがたくさん詰まっています。
高校野球では技術が心配で続けられないけれど野球は大好き!という生徒も中にはいるはずです。野球への携わり方は様々です。ここ最近ではプロ野球や大学でもデータを活用するチームが増え、アナリスト育成に力を注いでいるチームがたくさんあります。「自分の分析でチームを強くする!」という方法が工学院にはあります。
Mくんをリーダーとする「チームM」の結成です。科学の力を使った分析で選手とチームを「M」AXまで引き上げ、チームの「M」anagementをする。【プロジェクトM】いよいよ始動です!!
ぜひ興味のある方、ご協力いただける方いらっしゃいましたらご連絡を戴ければと思います。工学院ならではの「KーSTEAM」。硬式野球部にもあります。今後の硬式野球部の進化もご期待ください!!
ちなみに次なる進化はすでに着々と準備しています・・・!!乞うご期待!!
最後になりますが、ご協力いただいた方、感謝申し上げます。Rapsodoを有効活用して勝利を掴みます。引き続き硬式野球部の応援をよろしくお願い致します。