最終日の朝、ホテルからは朝焼けの桜島を臨むことができました。
最終日は、鹿児島の名勝仙巌園の見学からスタート。
仙巌園は江戸時代初期に薩摩藩主島津家の別邸として築かれました。
桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な大庭園です。
仙巌園の一部は2015年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として登録されています。
その1つの反射炉跡(鉄を溶かして鉄製大砲を作るための施設の跡)です。
伊豆の韮山に韮山反射炉という日本唯一完全な形の反射炉が残っているそうです。
GP熱海コースにて、訪れた人はいるでしょうか?!
予定より早くバスは桜島フェリーに乗船、航路は4km、約20分の短いクルージングでしたが、非日常感を大いに楽しみました。
桜島では最初に湯之平展望台に立ち寄りました。
眼前に迫る北岳1117mと噴煙をあげる南岳、対岸の鹿児島の街並みの絶景を堪能しました。
そして黒神埋没鳥居(大正3年の大噴火時に火山灰によって埋もれてしまった鳥居)を見学しました。
道の駅たるみずにて、最後の昼食・買い物となりました。
錦江湾を眺めながらの食事と足湯処もあるので、大変人気の道の駅だそうです。
そしてバスは錦江湾沿いにひた走り、鹿児島空港から羽田空港へのフライトとなりました。(フライトは30分程度遅れました)
霧島連山をバックに最後の集合写真です。
羽田空港にて簡単なミーティング後に解散となりました。
ウィズコロナのGPということで、不測の事態への対応も念頭に置きながらの実施となりましたが、結果的にトラブルなく終わることができました。
そして2学期残す登校日は終業式のみ、その後は進路決定に向けて本腰を入れなければならない時期を迎えます。
今回の熊本・鹿児島GPが、心の琴線に訴えかける「何か」を得る機会になったのなら幸いです。