高校1年生のキャリアプロジェクトでは、外務省を訪問しました。今回は、外務省で働く方々からお話を伺う貴重な機会をいただきました。
まず記者会見室を見学させていただきました。
ここでは週3回、定例記者会見が行われており、日本の中枢機関らしい緊張感がありますが興味津々です。
特別に演台で記念写真を撮影することも許可され、生徒たちにとっても記念になりました。
次に、外務省の方からブラジルのクリチバ領事館での経験や学生時代のエピソードをお話しいただき、生徒たちも真剣な眼差しで話を伺っていました。
ブラジルで日本のアニメがコミュニケーションのきっかけにもなり、日本文化の影響力を再認識する機会になったというお話もありました。
言語はあくまでツールであり、「自分が伝えたい想いを持つことが大切」という言葉が心に響いたようです。
生徒たちからは、「どのような仕事をしているのか」など多くの質問が飛び交いました。その中で、「学生時代に経験したことが、現在の仕事に繋がっている」というお話もありました。
学生時代の貴重な経験が、点となりやがて線になっていくという言葉もいただきましたが、この言葉を体現されているような、エネルギッシュで興味深いお話でした。
今回お話いただいた方はポルトガル語を専門にされている方でした。そのため、最後はポルトガル語で感謝の気持ちを伝えました。男性は「Obrigado!(オブリガード)」、女性は「Obrigada!(オブリガーダ)」と言い、訪問を締めくくりました。
以下は生徒の感想です。
・これからの人生の様々な経験は、キャリアに繋げることができるということが分かりました。
・経験値があるといいと仰っていたので色々なことを経験したいなと思った。
・今までは外務省のことをあまり知らなかったけれど今回でさまざまなことを知ることができたので、良い経験になりました。
・海外に行き多様な考えを知ることは、視野も広がりとてもいいと思いました。
今回の訪問を通じて、生徒たちは将来について考える貴重な機会を得ることができました。この経験が、生徒の「点」となり、やがて未来の「線」として繋がっていくことを期待しています。