12月17日(木)に藤本染工芸を訪問しましたので、その様子をご紹介します。
藤本染工芸前での一枚
当日は滞りなく集合し、エコバッグ型染め体験がスタートしました。
東京都優秀技能賞東京マイスターの藤本義和さんの指導のもと、草花や蝶、金魚などの様々な型をエコバッグにあてて、上に染料を塗っていく工程を皆それぞれのセンスで進めていきました。染料は特殊なもので布につくと10年は落ちないそうです。また、工房の中にはたくさんの用具があり、絵を描く道具が何種類もあり、驚きました。
作品作りの様子
思った以上に生徒の皆の手際と色付けのセンスが良く、藤本さんから感心したとお褒めの言葉を頂きました。
最後に質問タイムとなり、伝統を繋いでいくためには新しいアイデアを取り入れていくことが大事であること、今後挑戦したいことがまだまだたくさんあることなど、真摯でまっすぐな返答をいただき、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
完成品はこちら
各々で一生懸命作品作りに取り組んでいました。
本校では、ハイブリットクラス制を導入しているため、クラス毎にカラーが全く異なります。しかし、普段の休み時間やこうした行事などを通して、クラスの垣根を越えたコミュニケーションを自然ととれるようにしています。そういった意味でも、今回の訪問は大変有意義な時間になったと思います。
次回は、1月8日に奥田染工場、1月15日に再び成和ネクタイ研究所に訪問する予定です。訪問の様子はまた改めてご紹介したいと思います。また、3学期には、2学期に引き続き、「地理」・「デザイン思考」・「LHR」の授業時間等を活用して、訪問して得た情報をもとにPR動画の作成を行っていきます。今回のように実際に見て、感じて、考えて学んでいく「think(考える)、make(形にする)、share(共有する)」の取り組みを今後も実践していき、基礎的な学力だけではなく、「挑戦・創造・貢献」の3つの力も育てていきます。