訪問の様子を紹介する前に、事前学習の様子から紹介したいと思います。まず、11月25日(水)のLHRの時間に八王子市役所 都市戦略課の方にお越しいただき、「ふるさと納税とは何か」、「八王子市のふるさと納税に関する取り組みと八王子市の想い」、「八王子市を代表する各企業について」など様々なことをお話ししてくださいました。
「ふるさと納税」は、中学3年生の公民で詳しく学ぶような内容です。難しい内容もあったかとは思いますが、中学1年生の生徒たちは真剣にメモを取り、少しでも理解できるように努めている姿が見られました。
八王子市役所の方からいただいたメッセージ
生徒主体の素晴らしいPR動画が出来上がるように、教員も陰で支えつつ、応援します!大人でも大変な企画です。中学1年生がこの企画を乗り越えて大きく成長してくれることを願います。
さて、その後、地理やデザイン思考の授業を活用して、各企業について調べ、取材の準備を進めました。
図のように、八王子プロジェクトは地理・デザイン思考の教科横断型授業で構成されています。
授業担当者、授業をするタイミング、ともにクラスごとで違っています。それでもこのような教科横断型の授業が実践できるのは、教員間の連携はもちろんですが、ipadに情報を集約し、共有できる体制を整えているからということも理由として挙げられます。
そして、12月9日(水)の2学期期末試験後には、LHRを実施して今回の「探究教室」の目的を改めて生徒たちと共有したのちに、グループ別に教室を複数に分けて最終打ち合わせを行い、代表してあいさつするリーダーを決め、各クラスで考えたインタビュー項目をそれぞれホワイトボードに書き出してすり合わせを行い、インタビュー内容の整理を行いました。
役割分担の様子
クラスを越えた話し合いを行っていました。
インタビュー内容整理の様子
クラスによってやり方は様々でしたが、役割分担とインタビュー項目の整理をすることを生徒に説明して、あとは生徒主体で行い、適宜サポートするというところもありました。こうした生徒の主体性を促すやり方は、本校ではよく行うことですので、中学1年生であっても生徒たちは慣れた様子で分担作業などを行っていました。
それでは、実際に訪問してインタビューした様子について、次回以降の記事で紹介したいと思います。なお、今回の訪問でお世話になっている企業さんは以下の通りです。
①成和ネクタイ研究所さん
②石塚染工さん
③藤本染工芸さん
④澤井織物工場さん
⑤奥田染工場さん
⑥ナラハラオートテクニカルさん
⑦磯沼ミルクファームさん
⑧八王子現代家具工芸学校さん