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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

マイプロジェクト東京サミット出場

昨年に続き全国高校生マイプロジェクトアワードの東京サミット(2/6オンライン開催)に、本校の高校2学年の生徒が参加しました。

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探究の学びの祭典であるマイプロジェクト・アウォードは、年々参加校が増え、今年は関東から分岐して東京サミットが創設され、サポーターとしての企業の方、ファシリテーターである大学生と、参加高校生含め300名程度が、オンラインでイベントに参加しました。

 

今回参加した3名が発表したプロジェクトは、実際には高1・高2含めた10数名で今年度立ち上げ、運営してきたものです。

『もったいない・知らなかったをなくす!!~まずは学校でできることから~』というプロジェクト名での発表でしたが、内容としては、校内における食品ロス削減、情報格差の撤廃、を課題として設定し、取り組んだことです。

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グループに分かれ他校の発表を聞き、自身も活動を振り返りながら発表し、サポーターやファシリテーターからフィードバックを得て、また問いに答え更に思考を深め、という更なる学びへとつながる過程を繰り返し、自身の学びを見つめる、そして未来への可能性を考える、素晴らしい学びの機会となったことと思います。

 

代表として参加した生徒の感想をご覧ください。

 

「とても刺激的な一日でした。午前のインタビューワークでは、自己紹介の時間が設けられ、参加している生徒の「個性」を知る良い機会になりました。ランダムに振り分けられたグループ内では、各高校の探究活動に対する姿勢についての話で盛り上がりました。個人個人でプロジェクトを起こしている学校、グループワークを積極的に取り入れている学校など、それぞれ特徴があり、とても面白かったです。都立私立関係なく開かれた、大規模なイベントだったからこそのものだと思います。

午後のサポーターセッションでは、学校教育関連の企業の方と、4校の高校生の前で、発表を行いました。第三者へのプロジェクト発表が初めてだったので、不安でいっぱいだったのが、正直な感想です。発表が終わると、企業の方からお褒めの言葉と、今後のアドバイスをいただき、今までの活動は間違っていなかったのだと、改めて自信を持つことができました。他校の発表も聞くことで、さらに学びを深めることが出来たり、新たな目標が出来たりしました。動向が気になる高校ばかりでした!

この活動を通して得た傷や感情は、今後も消えずに残り続けるものだと思っています。今までの経験に加えて、今回参加した高校生との繋がり、企業の方との交流を踏まえ、組織として、生徒として、成長に結び付けたいと思います。本当に楽しいイベントでした。参加を促し、自分の価値観や思いを広げてくださった先生方やメンバーにとても感謝しています。ありがとうございました!! (生徒 Y.K)

 

「マイプロのような大会に出場するのは初めてだったのでとても緊張しました。参加にあたり準備が必要だったのですが、(本校が)オンライン授業になったことで学校に通えず、メンバー間で上手くコミュニケーションをとるのが大変でした。

発表を通じて、色々なプロジェクト活動をしている人がいる事を知り、様々な価値観に出会い、自分の世界が少し広くなった気がしました。一人でプロジェクトを行っている人がいたり、お互いに会ったことのない人同士がプロジェクトを一緒にしていたりしました。私達は10人くらいのメンバーが集まって活動していますが、活動の形も多岐にわたっていて面白く感じました。そして、自分と同じようなことをしたいという人を集めることは難しいのだとも思いました。発表は特に緊張しましたが、第三者からの客観的な意見を聞けたことが良い経験でした。私たちの活動に対して外部の人がどう感じるかはあまりわからないことだからです。一日中自分の部屋でパソコンに向き合っていたのに、あっという間に終わってしまった充実した日でした。 (生徒 M.Y)

 

発表動画はこちらからご覧いただけます。

https://youtu.be/zEYE2ARr5_Y