夏休みに入る前に、中学3年生の皆さんは、東京経済大学を訪問しました。
経済学部教授 浜野忠司先生による模擬講義において、経済の仕組みを簡単に、わかりやすく、そして親しみやすくご説明頂きました。
「格差の是正 vs 効率重視」
大人気の商品は需要が生産が追いつかずに品切れの状態になる。
そのとき実際に商品を誰が入手しているか?
その例を踏まえて,商品の配分方法の望ましいあり方について,所得の格差と生産の効率性(無駄のないこと)の観点から考察する内容でした。
大人気の商品を、若者に人気のゲームに置き換えて下さったおかげで、生徒達はよく理解できたようでした。
じゃんけんをしながらも、どのような分配方法がベストか!?を理解します。
その後は、大学生によるキャンパスツアーです。学生目線のお話に、生徒達は興味津々でした。設備の整ったきれいな図書館で、学生の皆さんが頑張って勉強していた姿が印象的でした。実は、キャンパスツアーをして下さった大学生の中に、工学院大大学附属中高の卒業生もいらっしゃいました。
後輩が来るということで、積極的に名乗り出てくれたそうです。こういった、先輩後輩の繋がりは、とてもありがたいですね!
大学にお邪魔して、皆さんはどのように感じたでしょうか。近い将来、皆さんも大学進学等に向けて考えるべき時がやってきます。
今のうちからたくさんの経験をし、将来を考えてくれると嬉しいです。