MoG7日目・8日目の様子をまとめてご紹介いたします。
昨日までの販売会を終え、活動最終日の9日はGumitri・PKPの代表の方に向け、今回のプロジェクトを通しての成果や提案、課題などをプレゼンします。
午前中にスライドや発表内容を完成させる作業を進め、リハーサルで最終確認を行いました。
【Gumitriチームプレゼンテーションの様子】
【Gumitriチームリーダーのコメント】
3年ぶりの開催となった今回のMoGではクラスメイトが半分づつのチームに分かれ、2つの社会企業と活動を行いました。私達の班ではメンバー15人で現地のGumitriという名前の社会企業と一緒に約一週間過ごしました。私達はGumitriが継続的に発展できるようにすることを第一に考え、一週間の最後にある販売会での新商品の売上を短期的な目標に、地元の店舗への営業やアンケートを通じてのデータの収集を長期的な目標にして活動を行いました。他にもGumitriの活動に活用してもらうために商品のステッカー、ロゴ、マスコット、ポスターを制作したり、Gumitriの宣伝のために宣伝用の動画を制作したりしました。結果としては目標を半数程しか達成することが出来ずに結果だけを見ると残念な結果になりましたが、最後のGumitriに対してのファイナルプレゼンテーションではGumitriの方々に喜んでいただき最後の雰囲気的にはいい感じに終わることができました。このMoGを通じて個人的にリーダーをやることによって人間的に成長できたと思いますし、他のメンバー達も各々実践的なビジネスに似た活動を行うことで各々成長できたように感じました。
【PKPチーム certificate授与の様子】
【PKPリーダーのコメント】
私は今回のMoGを通じて「知らない」に自分を投げに行く大切さを知りました。普段の学校生活での決められた学習のルーティーンで完結していた自分の「知っている」が壊され、自分自身が一旦散りばめさせられた結果、自分がどんなに世界を知らないのか、どんなにこれから学ぶべきことが多くあるのか気付かされました。自分は哲学や文学に興味があり、言葉を使って自分の考えをまとめて物事を知った気によくなるのですが、今回その余裕が全て奪われ、いざ言葉上の整理のフィルターなしで世界を見た時、生の世界を生のままで理解できない自分の無知さに驚きました。今後はこの味わった自己の空白感を大事にしながら、全ての物事を見たり聞いたりする時に自分の「知っている」という思い込みをできる限り追い払い、対象が持つ生命感と共鳴しながら無意識の奥の方で「自分」となる知識が積み上がっている、そのような学び方をしたいと思います。
過酷だったと思います。短い期間の中で、全力で走っても追いつかないほどのタスクの量。チームで協力して、情報を共有しながら、同時進行で作業を進めていく難しさ。
やらなきゃいけないこと、やりたいことがあふれるように出てきて、文字通り寝る間を惜しんで没頭した1週間でした。
でも、手を抜かず、むしろ「そこまでできるんだ?」と感心し、一生懸命な姿に心を打たれました。一回りも二回りも大きくなって帰ってきた気がします。
そして、きっとこの経験が今後の人生においても、何らかの意味を持つものになるであろうことを期待しています! ~完~