本校とスペイン南部アンダルシア地方コルドバにあるIES Medina Azaharaは、東京にて「慶長プロジェクト」を実施しています。約400年前の慶長年間の両国の関係を辿り、国際理解と親善を深めています。この日は、東京国立博物館と江戸の大殉教の地を訪問しました。カトリック高輪教会では赤岩神父様に平和と平等についてお話を伺い、大殉教が行われた札ノ辻まで歩き、慰霊碑に手を合わせました。

生徒の感想です。
私たちは東京国立博物館に行き、国宝など普段見れないものを鑑賞し、いい経験ができました。実際に教科書に載ってる物があったので興味深ったです。日本の歴史的な美術を見て、より日本の事を知れてよかったと思います。そのあとアメ横では、チョコレートの叩き売りで皆でお得な値段でチョコレートたくさん買い、市場を楽しみました。

高輪カトリック教会では、神父様からスペインと日本のカトリック宗歴史を学びました。踏み絵やキリストを隠す行為なのど宗教問題を深く知り、驚き、とても残酷だと感じました。悲しい歴史ですが、共に学び経験した思い出がまた増えました。一日の最後は、新宿でまた違った日本を知り、みんなで仲良くラーメンを食べて締めくくった濃い1日でした。


Friday was a day when we had to see many monuments, and all of them were very beautiful. All the temples surprised me because they don't loor like anything you can find in Spain. Another thing that surprised me was Japan's history with Christianity.

慶応大学内の福沢諭吉記念慶應義塾史展示館にて、生徒たちは引き出しの中にある一枚の赤紙を見つけました。戦死した同年代の若者を悼み、平和を祈念する時間となりました。江戸の大殉教と戦争を遺品から感じ、心の整理がすぐにはできない瞬間もありました。平和と平等を共に考える若者たちが共に過ごす様子を頼もしく思いました。
