八王子プロジェクトは、PR動画を作って終わりではありません。国語の授業とも連携して、八王子プロジェクトの動画作成でお世話になった企業・団体に向けたお礼状の作成も行いました。普段書き慣れない言い回しや、ICT機器のようにやり直しが効かないことに対して緊張感を抱きながら、想い想いに文章を書く生徒たちの姿が見られました。
お礼状の構成説明
MicrosoftのOneNoteを用いて、生徒に書き方を共有し、正式なお手紙の書き方の基本がわかるようにしました。
このように最終的に今回の八王子プロジェクトは、「デザイン思考×地理×国語×総合的な学習の時間×ICT」を複合的に用いた一大プロジェクトとなりました。当初はここまでのものになるとは想定していませんでしたが、活動を通していくうちに、次々と教科の枠を超えて連携できるところが見つかり、生徒の成長をより促せるものになりました。こうした教科を超えた試みが自然にできることは工学院ではよくあることです。
できあがったお礼状の一部
中1の国語科教諭の熱心な指導のもと、誤字脱字の細かいチェックを受けて、想いのこもったお礼状が書けました。
次年度からは学年が一つ上がり、中学二年生になります。先輩と後輩に挟まれながら、さらに力強く成長していってほしいと思っています。次年度以降も生徒の主体性を育む教育を実践してまいります。