JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

Hylable Discussion開発者、水本先生ご講演

先日、Hylable Discussionの開発者である水本先生にご来校いただき、開発と研究についてご講演いただきました。昨年度に引き続き、生徒の探究心に火をつけてくださいました。先生の学生時代、ロボコン、カエルの研究から、今回の開発に至るまでお話しくださり、最後には、生徒からの数多くの質問にお答えくださいました。水本先生、ありがとうございました。

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水本先生の開発されたHylable Discussionを本校では授業や進路指導で活用しています。Hylable Discussionとは、卵型の機器で話し合いを録音し、図表で発話量などを可視化するサービスです。昨年度は英語の授業で使用し、今回は数学、そして、現在は高校3年生の受験面接指導でも使用しています。生徒たちは、可視化された自らの発話状況から、行動を省察し、行動変容を起こしています。他者を受け入れ、自らの意見を表明し、互いに刺激し合いながら、新しい考えを構築する過程を学んでいます。

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生徒の日直日誌より以下引用いたします。


水本先生の開発のお話し、興味深かったです。カエルの合唱を紐解いていき、あそこまで数学と関連させることができるのかと驚きました。進路の参考にもなり、聞くことができてよかったです。ありがとうございました。