本年もインドのラウンドスクエア校、SAI International Schoolとのオンラインセッションが始まりました。年始の決意を互いに述べる新年にふさわしい場となりました。
インドでは来週から10か月ぶりに学校が再開されるとのことです。先方の学校には6000人の生徒が在籍しており、その全員が一気に登校するわけではないですが、該当生徒は新しい日常の始まりに胸を躍らせていました。
参加生徒の感想です。
今回のテーマは今年の目標でした。SAIの学校の生徒と今年の目標を話していると、気づいたら世界問題の話をしていて、私たちが今年なにをしてその問題を解決できるか話していました。このミーティングで今年の目標がもっと増えて、その目標を達するモチベーションがあがりました。(本島)
自分の2021年の目標を発表することによって、より目標達成のために行動できる様になったと思います。SAIの生徒さんは、常に自信を持って、人前でもスラスラと言葉が出てきているので、尊敬します。私も見習って、緊張しても言葉がスムーズに出てくる様に、堂々としていられる様になります。(脇坂)
インドでも外出を控えなければならない新年を迎えていると聞いて、同じだなと思った。国の行き来ができず親戚にも会えず何だか寂しい気持ちもする年の始まり方だけど、世界中の皆がきっと同じ思いをしているんだろうと思うと、辛抱強くいられる気がした。(白鳥)
2020年の終わりは、高等学校2年生の探究論文に関する会議を多く持ちました。「父と娘の関係」をテーマに論文を執筆している生徒を中心に、インドとウガンダの生徒たちと父子関係について話し合いました。万国共通の感情もあれば、ウガンダのように一夫多妻制文化により、関係が若干異なることもありました。文化的背景への配慮を再認識するとともに、年末年始を家庭で過ごす両国の生徒にとって、家族との関係を考える機会となりました。
本校はラウンドスクエアの本会員校、グローバルメンバースクールとして、今年度も積極的に海外交流を進めます。次回は、Round Square Virtual Exchangeについてご報告いたします。