先週末、インドのラウンドスクエア校SAI International Educationのe-Unwindと呼ばれる学園祭がオンラインで開催されました。約14,000人が参加するこのイベントに、本校が参加し、日本料理実演教室を開催しました。日本からライブで調理し、インドの学校の参加者が、その調理を見ながら同時に調理をしました。
高等学校1年生の生徒が先方主催者と打ち合わせし、Master Cooking Class with Japanと題したイベントを企画運営しました。インドで有名な日本の漫画、ドラえもんから、どら焼きを作ることとしました。日本にもインドにもある材料と器具で調理ができる上に、どら焼きの中身はあんこでも、チョコレートでもカスタードでも現地にあるものでアレンジができるのが利点です。
生徒たちは材料、作り方を説明し、実施しました。料理酒や油の種類に関することから、手順に関することまで、次々に質問が寄せられました。調理と回答を同時にこなす、忙しい1時間のセッションでした。インドの各家庭でも上手にどら焼きが作られている様子を見ることができました。
生徒たちの感想を紹介いたします
今回のイベントのようにオンラインで料理を教えるのは初めてだったため、難しかったです！途中音声や接続の問題があり不安になりましたが、参加者の方たちがつくったどら焼きを見て、安堵と同時にうれしい気持ちがこみ上げてきました！先生方とアンカーの方たちの協力と素晴らしいサポートのおかげで無事イベントを終えられたので、感謝しかありません！普段はあるテーマに沿った議論を中心としたイベントに参加していることもあり、いつもと違った楽しみを味わわせていただき、良い経験になりました！！
今回は初めて生配信で料理を作るイベントに参加しました。初めてだったのでカメラとマイクの使い方に苦労しました。私たちはどら焼きの作り方を教えることにしました。ドラえもんからどら焼きを知っている人が多いので、参加者が思ったより多かったです！参加者たちが頑張って一緒にどら焼きを作ってもらって嬉しかったです！
私は今回別の国とのアクティビティは初めてで、始まる前はとても緊張していました。zoom中も、音声が小さく聞こえなかったり、向こうの生徒の方々が見えやすいように映像の角度を考えたりとさまざまな失敗や発見がありましたが、とても楽しく、自分の中でとても良い経験になりました！！また、今回の本番にあたり、仲間や先生方、保護者の方、相手の学校の生徒さんや先生方の協力があったからこそ、今日の素晴らしいアクティビティになったと思います。ありがとうございました！！とても楽しかったです！また挑戦したいなと思います！！
どら焼きを作った後は、日本語コーナーとして、「おいしい」「いただきます」などの言葉を紹介しました。どら焼きの味と匂いと言葉が一体となり、日本の心が伝わったことと思います。海外の学校の学園祭にオンラインゲストとして招待され、イベント開催に至るまでの企画運営を先方の主催者と協働したことは大きな喜びあり、グローバル社会で共生するための貴重な学びでした。ありがとうございました。
