本日の1枚はRokhakチームプロダクトメンバーに帯同し、生産者の工場を訪問したシーンから1枚。トゥクトゥクにのって農村にあるRokhakの工場とオフィスへ。商品化に向け光が見える前進です!
3日目の報告を始めます。朝の内省と打ち合わせをチームごとに入念に行い午前中の活動をスタートさせました。本日のチェックイン(スイッチを入れるチームメンバーとのコンディションと誓いの時間)には、サオリさんより、当然のように「先生もやるんだよ」と言われ、なんだか仲間に入れてもらったようで、嬉しかったです(笑)。こういう一言がさらっと言えるコミュニケーション能力が本当に素敵です(写真が小さくてすいません<(_ _)>)。
Raindropチームは「ティーダさんのために」をスローガンに、各担当での本日の役割りを明確にしています。市場調査と商品開発が主な仕事になります。「何のためにアンケートを取るのか」…トレーナーのタニヒロさんより「空・雲・雨」の思考法を伝授、説得力のある実社会での提案のために、どのようにデータを集め、そのデータが成功にとってどうして有用な根拠となるのか、アンケートを実施する意味を含めクリアにしていくためのアドバイスです。また、「具体から抽象」「抽象から具体」を行き来しながら、拘るところ、大きく捉えるところのバランス感覚についても伝えられています。
Rokhakチームの予定です。午前中、プロダクトチームはN's BASEでプロトタイプ制作、プロモーション、マーケティングチームはカフェで作業、午後、プロダクトチームは生産者訪問を実施(帯同します)します。残るチームは市場調査と買い出しに、臨機応変に行動していくことになっています。生徒たちの撮影した写真を頼りに(縦横無尽にシェムリアップの街を歩く彼等を捉えきれません笑)、午前中のRokhakチームの様子をお伝えしましょう(写真の画素の調整がつかないため、画像の大きさは異なります)。
11時半、N’s BASE2階のミーティングルームでは、Rokhakチームの情報共有のため熱い議論(対話)が交わされていました。「なぜビラを配るのか?」「販売会の意味は何なのか?」「目先の利益だけを求めることにならないのか?」各担当がそれぞれの仕事に集中する中で起こる担当者間での齟齬を埋める大切な議論です。目標の「持続的経営」を深く確認する価値ある時間になっていました。
そして、カンボジア料理?で昼食、パワー充電です。
その後、Rokhakチームのプロダクト班とともに、農村にあるRokhakの工場とオフィスを商品化に向けた打ち合わせのために向かいました。トゥクトゥクに乗って!悶々と商品の開発をしていた開発チームには何よりの機会ですね。風が心地よく頬にあたり、街の喧騒から静かな農村に向かう中で、穏やかな風景に出会います。カンボジアに来ているんだな、と実感がわく瞬間です。トゥクトゥクにゆられ、20分ほど、静かな農村にオフィス兼工場はありました。2年前のカンボジアMoGでBBQをした場所でした!
2時間近くに及ぶミーティング、いくつかの商品が実現化に向けて、動き始めました。持続的な経営基盤をつくる売れ筋商品の提案です。工場のスタッフさんが生徒の作成したプロトタイプを参考にしながら、ミーティングの間に本物の素材で巧みにプロトタイプ2号を完成してくれました!とても良い感触です。商品化にむけて着実な一歩を踏み出しました。ゾウとアンコールワットのデザインは…、かなり複雑な作業になりそうで、アイディアは良いけれど、現実化が難しいかなー、という現状です。トライ&エラー、この繰り返し、ファイトです!
さて、カンボジアのインターネットのアクセス状況があまりよくありません。タイムリーに生徒の活躍をお送りしたいのですが…、努力します。が、アップは翌朝の4時頃(日本時間の6時に目が覚めます)から6時くらいに現状なっています。気長にどうかお待ちいただければ幸いです。特別篇「ショウタロウの眼」も時々アップできればと思います。
ともあれ、生徒は水を得た魚のようにいきいきと活動しています。20人皆元気に、ハードに、楽しんでいます。1日が濃い、そんな毎日です。明日はスラム街へ訪問します。ギアをトップに入れている生徒たち、1日7時間睡眠がトレーナーとの約束です。ぐっすり休んで4日目に備えましょう。では、また。
夕暮れ迫るシェムリアップの農村風景…、見えなくなるまで手を振り見送ってくれたスワローズさんの笑顔を余韻に残して。
追伸 チームごとの晩餐。本日はRokhakチームに合流。2日連続でピザになりました(笑)生徒は大喜びです。