GP熱海チーム最終日は伊豆の方へと下り、観光地の伊豆シャボテン動物公園と、そのすぐ横にある大室山へ足を延ばしました!
シャボテン公園は、1500種類のサボテンに加え、150種類もの動物たちと間近で触れ合うことのできる動物公園です。そしてなんといっても「カピバラ温泉」が有名ですよね!全国各地で露天風呂に入ることのできるような展示がありますが、実はこの公園でのカピバラ温泉が元祖なんだとか。元祖カピバラ温泉は40周年だそうです。
その他にも園内放し飼いのリスザルやウサギ、モルモットなどと触れ合ったり、カンガルーやペンギンにエサやりをしたり、ペリカンに追われたり、チンパンジーと意思疎通をしたりなど……それぞれに楽しんでいましたし、かわいい動物たちとの触れ合いにとても癒されました♪
そして園を出た後は、後ろ側にそびえ立つ大室山へ。大室山は国指定の天然記念物で、約4000年前にできあがったとされています。リフトを使って山頂へと上り、頂上をぐるっと一周ハイキングしました。昨日ほどの強風も全く無く、日差しもあったのでとても眺めも良くて、綺麗な富士山を望むことができ、景色が素晴らしかったです。
また、今回のプロジェクトで訪れた熱海市、初島なども一望でき、旅の終わりにふさわしい景観で、生徒達からも歓声が上がっていました。
大室山登頂後は、バスにて帰途につきました。5日間の疲れも溜まっていたからなのか、生徒たちは車内はぐっすりでした。少し渋滞があり遅れましたが、無事八王子に到着し、解散となりました。
今回のGPは、実に3年ぶりの現地開催ということもあり、コロナウィルスのこともあり、とても苦労しながら計画を立て、慎重な行動制限の中での実施となりましたが、大きな事故やケガ、感染もなく、無事に終了することができました。
添乗員さんや看護師さんからも、こんなにきちんとしていて、時間もしっかり守り、安心できる生徒さんの付き添いは本当に初めてだと感心してくださいましたし、旅館滞在中にも別の宿泊者の方から、挨拶ができ人当たりもよく素晴らしい高校生だねと、直接お褒めの言葉をいただくような場面もありました。引率教員としても鼻が高かったです。
プロジェクトとしての旅はこれにて終了ですが、我々の学びはこれで終わった訳ではありません。地球に暮らす生き物の一員としての”持続可能性”の本当の意味を理解し、これからを考え、学んできたことをどのように今後活かすか。一人一人が課題をもって今後の人生へと繋げて欲しいと思います。
GP熱海では、生産(作る事、生み出すこと)・消費(使うこと、循環)・自然と共生すること(街、島、海、山、災害、観光)など、人と、街と、自然と触れ合いながら、そして色々な視点から勉強させていただくことが多かった、とても濃い5日間でした。
快く受け入れて下さった神奈川・静岡の皆様、今回の旅で関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。