中学1年生の今年の探究教室は、東京臨海広域防災公園での、防災体験でした。
ここは、実際に災害が起きた際には、防災の拠点になる場所ということで、館内には防災対策本部もありました。
まずは、A組とC組、B組の2つに分かれて、防災体験ゾーンでタブレットを活用した、実際の防災体験ツアー、そして映像ホールで「東京マグニチュード8.0」を鑑賞しました。
防災体験ゾーンでは、実際に地震が起きたことを想定し、タブレットを使ってクイズに答えていきます。リアルなセットは迫力満点で、生徒たちは実際に大きな地震が起きた時に自分はどう行動すれば良いか、リアルに感じることができました。
また、段ボールで区切られた避難所の生活の様子や、簡易トイレなど、様々な道具を実際に見ました。
実際に起きた地震の再現には、思わず驚きの声が上がりました。日頃なかなか実感できない地震の怖さを改めて知る体験になりました。
映像ホールで観たアニメは、大きな地震が起きた中を必死に生き延びようとする姉弟の様子がリアルに描かれ、改めてその怖さと厳しさを実感するものでした。
2箇所での体験の後は、防災学習ゾーンでグループに分かれて活動開始です。それぞれのグループでテーマを決めて、情報を収集したり、話し合ったことをまとめたりしました。
防災学習ゾーンの中には、様々なものが展示されていたり、実際に体験できるものがいろいろ置いてありました。生徒たちは進んでそれらを体験していました。
今回調べた内容は、さらに情報を収集しまとめて、夢工祭で発表する予定です。
先生に合格をもらった班から解散です。
この防災に関する学びは、来年度の探究教室、そしてプロジェクト・ツアーへと引き継がれていきます。