GlobalProject近畿班です。
湯の花温泉渓山閣さんありがとうございました。
朝起きると雪が降っていました。雪化粧された町を眺めながらの移動です。
まずは日吉ダムに向かいました。
日吉ダムは、洪水調整・流水の正常な機能の維持・新規利水を目的とし、日々活躍しています。
大雪のため、短い滞在時間となりました。
ダムだけでなく、スプリングスひよしという施設もあり、学びと楽しさの共存する場所です。
また時間と天候が良いときに伺いたいです。
日吉ダムを出る頃には雪が止み、太陽が出てきました。
次に嵐山です。
こちらは雪が積もっていなく晴れていました。
駐車場から渡月橋まで行き、そこからは自由散策でした。
この時期は例年紅葉が終わっているため、人は多くありませんでした。多い時期は、地面が見えない、とお店の方から伺いました。今年は紅葉が遅れているため、素敵な景色をゆっくりと堪能することができました。
また、日吉ダムのおかげで桂川(嵐山に流れている川)の危険が少なくなりました。
また移動して、源光庵に向かいました。
源光庵は、「悟りの窓」と「迷いの窓」からの景色と血天井で有名です。
こちらの紅葉が落ち、新しい緑があり、京都屈指の紅葉名所の新しい部分を堪能できました。
三星園上林三入本店にて抹茶体験をしました。
こちらは、創業天正年間将軍家御用御茶師という歴史と伝統を持つ老舗です。
幼稚園から大人まで多くの方が毎日体験しに来ます。高校生は日比谷高校や開成高校なども体験をしに来るそうです。
まずは16代目の上林三入様から、お店についてやご経験からの熱い思いを伺いました。
それでは、体験スタートです。
最初に、抹茶を石臼で挽いて粉末にしました。
1周を1秒のペースで回すのは意外と難しく、苦戦している人もいました。
次に粉末の抹茶を茶匙で掬い、2杯入れます。
そしてお湯を入れて茶筅で"1"を描くように混ぜます。
よく混ざったら最後は"の"をゆっくりと描き終わりです。
この一連の流れに上林さんの動きを見た後、皆さん実践しました。上手くいく人、スムーズにいかない人に分かれました。初めてでも上手くできるようになるコツは、『観てマネて考え実践すること。そしてそれは、どの分野でも成功する秘訣である。』と教わりました。これは、お茶の道を極め数々の功績を残された上林さんだからこそのお言葉でした。前向きに真剣に聞いていて、皆さんの今後の活躍がとても楽しみです。
そして自分で作った抹茶を飲みました。自分で作った抹茶は、いつもとは違う味がしました。
宿舎は京都新阪急ホテルです。
夕食はビュッフェをいただきました。
夕食後は、北山駅に移動し、植物園のナイトウォークに行きました。
こちらは、光と音が織り成す幻想的な世界で、新たな植物の魅力と自然とのつながりを育む没入体験でした。
想像を絶するほどの迫力で見入ってしまいました。京都府による観光の強化の意思の強さを実感しました。
一方で、夜遅くにも関わらず多くの方が見に来ていました。そのため時間の関係上、全てをゆっくりと見る時間がなかったのが心残りです。
明日は最終日です。
今回のGPのまとめとして、元副知事の山下様をはじめとした京都府の方々に発表をします。
最後の一踏ん張りです。最終日まで全力で楽しんでいきましょう。